シズルって何ですか?と聞かれました

以前書いたブログの一部を再掲載しました。

昨日、若手の社員から「高級バックのDMなんですが見て貰えますか」と言われてアドバイスをしたのだが、???話が通じない。アドバイスの中の「メインの写真が、シズッてない。」という事が分からないようだ。確かに最近、シズル感という言葉を使うクリエィターが少なくなってきたので仕方ないかとも思う。

 元々、シズルという言葉は米国の肉がジュウジュウ焼ける時の擬態語と聞いたことがある。私がこの言葉に最初に接したのは遥か昔、某リゾートホテルのパンフを作成している時だった。「この部屋の写真さぁ。シズル感がないよね。朝の光も感じないし」という指摘を受けた時。

 「何言っているんだ、この人。綺麗な写真じゃん」と若い私には、言いがかりにしか聞こえなかった。

 打ち合わせの時やセミナーなどで「○○したくなるような訴求をして来店を促しましょう」と聞いたり・指示したりした方は多いと思います。で、実際にやってみようとすると、どう表現するか悩む。シズルというのは、この「○○したい」という気持ちを刺激することです。いわゆる感性に訴えるものなのですね。

 先ほどのリゾートホテルで言えば、リゾートに来て非日常空間の中で迎える朝に感じるゆとりとくつろぎを訴求して行きたくなる気持ちにして欲しい、ということだったのです。

 そうなると、人はどういうモノ・コトにリゾートを感じるのかという分析・調査データを参考に考えていけます。飲食店であれば「美味しそう、食べたい、行きたい」などです。

 でも、これだけでは貴方の所が選ばれるとは限りません。同じような商品やサービスを提供している所は他にも一杯あるのですから。その気にさせて、よそに行かれるなんて嫌ですよね。そこで、選ばれて貴方の所に来てもらう為に関係性を作り、関係性を作るためにDMを活用する、という流れです(笑)。DMセミナーみたいになりました。すいません、こういう話をDMセミナーでしていますので、お時間の或る時にでも聞きに来てください。

 このシズルを顧客との関係性を作るコミュニケーション領域では忘れてはいけないと思います。パッと見て感じる気持ちを刺激しないと情報が溢れている社会のなかでは、気づかれないでしょう。気付かれないと共感は生めませんし、知らないので選ばれもしません。

 昨日の若手社員に、このような事を教えたあとに、もう一つ質問が来ました。「先ほど、このコピーは刺さらない」と言われていましたが、刺さるって何ですか?自分で考えてみろと宿題にしました。

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